ひらかわ美術館
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ひらかわ美術館( 鹿児島市常盤町 )の日本庭園をリフォームしました。
開館日は日曜日のみ 開館時間は10時から16時
入館料は高校生以上500円
住所:鹿児島市常盤町1-26-1
TEL:090-5487-6540
主な展示品は大野藤三郎画伯の日本画です
対岸と土手
池が家ぎりぎりまで近付いています 既存の長石と同じ石で護岸を再建 既存の長石と調和を持たせます 荒れた家屋のように見えました 生まれ変わった、佇まいです
各パートごとのリフォーム
蔓に覆われて灯篭と水鉢がありました 蔓をとり、石組をやり直しました なつめ手水鉢があり、石組の跡があります 石組み跡を参考にして組み直しました 燈篭が傾き、石が半分埋まっていました 傾きを修整し、周囲の石を掘り出しました 遠景の山と庭全体がつながりに欠けるように感じました 土留を石に替え小山を造り,山との繋がりをだします
池
池が広すぎて、流れがなく藻が茂っています 石で護岸を造り、水の流れを作りました 対岸の地形がはっきりしません 石橋の周囲を掘り出し、新たに石を加え灯篭を配し、めりはりをつけます
玄関まわり
玄関には、たぶんここから出入り? 玄関ポーチと同じようなデザインの延段(ノベダン)を造りました 玄関の補助的出入り口? 台杉で挟まれ、通常は出入りできないように竹閂で区切ります。近くにあった常夜灯を移動しました。 玄関に立つと常夜灯が見えます 玄関に立ち入口を振り返ると台杉と二股の燈籠が見えます 関係者用出入り口? 分かりやすくしました
全体
高木・中木・低木が茂りすぎています 高木は2~3年後に隣の家を隠すように剪定します。中木・低木は、石組や燈篭が見えるように切り詰めます 縁側に座ると池が見えません 縁側や客間から池が見渡せるように、庭全体の表土を剥ぎ取り、地面を低くします